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ヘイシソウ(サラセニア)落とし穴式の食虫植物です。そのおもしろい姿から観葉植物として栽培されています。

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学名:Sarracenia L. 漢字名:瓶子草 英語名:pitcher plant 分類/科名:ツツジ(ウツボカズラ)目サラセニア科
草丈:10~120cm よく見かける場所:鉢植え  よく見かける時期:5~8月
花言葉:風変わり

茎は太く茎から多数の葉を寄り添うように出します。

葉は筒状で、先端は丸く開き多くの種で葉の背中側の部分が丸く突出し、前にまがって蓋の形になります。

春から初夏に花をつけます。る。茎の先端に丸い蕾をつけて立ち上がり花は葉よりも高く伸びた花茎の先端に一つだけつきます。

北アメリカ東岸の亜熱帯域からカナダに分布する湿地に生える多年草です。約8種が知られ自然交雑種も多く雑種ができやすく袋の形のやや異なったものも交配可能で様々な品種があるそうです。
筒状の葉を持ち蓋の裏面には下向きの毛が密生し、昆虫が滑り落ちやすくなって、それを虫を捕らえる落とし穴として使う食虫植物です。
学名の「サラセニア」や「ヘイシソウ」と呼ばれています。和名は葉が筒になっているのを酒器の瓶子(へいし)に見立てて名付けられました。
独特な花の形は昆虫による花粉媒介に対応した構造になっています。花粉をつけた昆虫が花の内部に入り込むと花から出る場合花びらの隙間から出なければならないため必ず柱頭に花粉をつけることになります。
そのおもしろい姿から、観葉植物として栽培されるそうです。アミメヘイシソウは鑑賞価値が高く、交配親として人気があるそうです。

てんてん
てんてん

落とし穴式の捕虫器を持っています。

葉が筒になって、そこに虫を落とします。葉の先端は丸く開き背中側から蓋が生じます。筒状の袋の内側は粉を吹いたようになってすべすべになり内側の下方では下向きの毛がはえていて虫を下へと落とすようになっています。

袋の中には液体がたまり昆虫がこれに落ちると溺れてしまいます。おぼれた虫を分解吸収します。消化液は、あまり分泌しないようです。分解は、そこに生息する細菌類によると言われています。

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