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アオキ 木の実を見つけました。青い実にはえぐみや苦味があるそうです。

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学名:Aucuba japonica 漢字名:青木 別名:アオキバ(青木葉) 英語名:Japanese Aucuba 分類/科名:ガリア科またはアオキ科アオキ属
草丈:1~3m よく見かける場所:山林 庭 よく見かける時期:3~5月
花言葉:初志貫徹 若く美しく
冬の市民の森の至る所で見かけます。日陰の林の中が好きです。実がなりますが木によって大きさや色合いが様々ですが赤くなるのが特徴でコーヒーの実に似ています。葉はギザギザがあり艶があります。斑の入ったものもあります。

日本原産の常緑低木です。

日本国外では非常に人気がありスウェーデンの植物学者カール・ツンベルクが学名を与えたその翌年(1783年)にイギリスを経由してヨーロッパに紹介されたといわれ流行してヨーロッパ各地で植えられたそうです。

2020年3月に花が咲いているときのアオキをご紹介しました。

てんてん
てんてん

種子が未熟なうちはヒヨドリなどの小鳥に食べられないように実の色は青く、えぐみや苦味があるそうです。

大気汚染に強い アオキ
18世紀末のイギリスでアオキは常緑で耐寒性がありスモッグにも強いので広く栽培されていました。プラントハンターとして有名なフォーチュンも「日本の西洋ヒイラギ」と高く評価していたのです。しかし、当時のイギリスには雄株がなく、結実しませんでした。フォーチュンは、江戸末期にアオキの雄株を入手するために、日本を訪れています。 住友化学園芸eグリーンコミュニケーションより
大気浄化植樹マニュア ルでは「葉面拡散抵抗により推定した単葉における広葉樹のガス吸収能力低いが大気汚染に対する耐性が強く被陰などにもよく耐える。」と記載されています。
民間療法で腫れもの、やけど、切り傷、おできなどに生葉を焦がさないように火であぶり軟らかく黒変したものを冷まして患部に包帯などで止めて貼ると治りを早めるのに役立つとされているそうです。
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