コダチヤハズカズラ　ツンベルギアの仲間の花です。蕾の様子が矢筈に似ているところから名付けられたそうです。

沖縄で一年中、葉を茂らせています。数多く出た枝からラッパ状の紫色の花を咲かせています。特に初夏と秋に花数が多いそうです。

熱帯西アフリカ原産の常緑小低木です。沖縄地方へ渡来した時期などはよく分かっていないそうですが沖縄では普通にみることができます。
和名「コダチヤハズカズラ」の「ヤハズ（矢筈）」は弓のつるに矢をかけるためにＶ字型に切りこんだ部分の名前で蕾のときに花を挟む２枚の苞が「矢筈」に似ているところからきているそうです。