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ソライロアサガオ 昼間も寒い時期も咲いています。南米の先住民が幻覚剤として用いたそうです。

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学名:Ipomoea tricolor 漢字名:空色朝顔 別名:西洋朝顔(セイヨウアサガオ) 英語名:Heavenly Blue 分類/科名:ヒルガオ科サツマイモ属
草丈:つる性 よく見かける場所:生け垣 フェンス  よく見かける時期:6~11月(霜がおりるまで)
花言葉:愛着
生け垣や塀などに青い花を咲かせています。アサガオと違って昼間にも花を広げています。

葉も丸みを帯び切れ込みが少なくてサツマイモの葉に似ているそうです。写真の葉は、アサガオ状の切れ込みのある葉と丸い葉が混在しています。また、茎に棘があると記載されていますが、この写真では、刺は見られませんでした。アサガオの花は一箇所から1輪ですがソライロアサガオは5〜6輪の花を咲かせます。
熱帯アメリカ原産の一年草(日本では)です。明治期に渡来して園芸種として栽培されてきました。種から育てることができ生育も手がかからないようですが、伸びすぎることがあるようです。

以前、冬も近い時期に青いアサガオの花を見つけてびっくりしたことがあります。ソライロアサガオだったのです。今では、グリーンカーテンとして育てているおうちも結構見かけます。

てんてん
てんてん

とっても強い植物ですがアブラムシ、アオムシ、ハダニがつきます。毎日、葉の部分を良く観察して、早期防除に努めてください。

長野県須坂市にある信州須坂豪商の館・田中本家博物館は信州におけるヘブンリーブルー発祥の地で、最盛期には毎日1,000輪もの花が咲くそうです。
種、蔓、花、また葉はエルゴリンアルカロイドを含み、何世紀にもわたり、多くのメキシコの先住民族の文化において、幻覚剤として利用されてきました。西洋アサガオの種子は普通に購入可能ですが、故意にリゼルグ酸アミド(LSA)を抽出しようとすると違法になるそうです。