学名:Imperata cylindrica 漢字名:千萱 別名:チバナ ツバナ 英語名:cogongrass 分類/科名:イネ科チガヤ属
大きさ:30~80cm よく見かける場所:草原 河原 よく見かける月:5 〜6月
花言葉:親しみ深い
大きさ:30~80cm よく見かける場所:草原 河原 よく見かける月:5 〜6月
花言葉:親しみ深い
5月に日当たりのよい空き地や草原にたくさんの細い葉と白い穂を立てています。白い穂は綿のようにほぐれて風に飛ばされて遠くまでタネをとどけます。
アジア大陸からアフリカ、オーストラリアにわたる広い場所に生えている毎年花を咲かせる多年草です。日本では北海道から沖縄までの全土で見られます。今では北アメリカでも見られるようになっているそうです。
チガヤ属の仲間は世界の熱帯から温かい地方に約10種ありますが日本ではこの一種だけのようです。
名前「チガヤ」の「チ」は千で数が多いことを表しています。多く群がって生える様子から千なる茅(カヤ)「チガヤ」と名付けられたそうです。
漢字名「茅」は尖った葉がまっすぐ上に向いて立っている様子が武器の「矛」に似ているところからきているそうです。花穂にも漢字があり「茅花」と書きます。そこからチバナ、ツバナの別名でも呼ばれています。このほかにもチ、マクサ、マカヤ、ミノカヤ、カヤなどたくさんの地方名があります。昔は食べられたこともある古くから人々に親しまれた野草です。
てんてん
昔からいろいろ使われた植物です。
チガヤの使われ方
しつもん いけん かんそう