学名:Capsella bursa-pastoris 漢字名:薺 別名:ペンペングサ(ぺんぺん草) シャミセングサ(三味線草) 英語名:hepherd’s purse(羊飼いの財布) 分類/科名:アブラナ科ナズナ属
大きさ:20~40cm よく見かける場所:どこでも よく見かける月:夏以外いつでも
大きさ:20~40cm よく見かける場所:どこでも よく見かける月:夏以外いつでも
夏以外の季節に道ばたで白い小さな花を咲かせています。アブラナ科なので4枚の花びらを十字の形につけます。
花の茎が伸びて、つぎつぎ花を咲かせていきます。咲き終わった花には、三角の実ができます。
原産地はヨーロッパと考えられているそうです。麦といっしょに中国を通って日本にやってきたといわれています。日本の書物などに出てくるのは平安時代(794年 – 1185年)より後のようです。
秋に芽を出して冬を越す越年草と春に芽吹く一年草のものがあります。
名前「ナズナ」は切り刻むという意味の「ナズ」に菜をつけて「ナズナ」になったという説や春・秋・冬には生えていますが夏は枯れて生えていないという「夏無「なつな」」から「ナズナ」になったとう説、撫でたいほどかわいいという「撫菜(なでな)」から「ナズナ」になったという説などがあります。その他に実の形が三味線のばちに似ていることから「ペンペングサ」や「シャミセングサ」ともよばれます。英語では「羊飼いの財布」とよばれているそうです。これも実の形が羊飼いが使っている財布に似ているところから来たそうです。
昔から人里で、よく見られ、お正月の七草がゆに入れて食べたりと人々に親しまれた植物です。
しつもん いけん かんそう