ハナキリン 茎が棘(とげ)だらけでサボテンに似ていますがトウダイグサ属の常緑多年草です。トウダイグサ科なので切ると出る白いえきは有毒だそうです。

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学名がくめい:Euphorbia milii 漢字名かんじめい:花麒麟 別名べつめい:キスミークイック 英語名えいごめい:Crown of thorns 分類/科名ぶんるいかめい:トウダイグサトウダイグサぞく
たかさ:20〜100cm よくかける場所ばしょにわ 鉢植はちうえ よく見かける時期じき:3がつ~10月(一定いってい以上いじょう温度おんどがあれば一年中いちねんじゅうはなかせます)

はるからあきにかけて、肉厚にくあつさきはなかせます。花は、真っ赤まっかくちびるのようです。くきにはするどいトゲがあります。

マダガスカルげんさん産の多肉植物たにくしょくぶつです。くきふとくてとげがはえてサボテンにていますが、いつもをつけている常緑多年草じょうりょくたねんそう(または常緑低木じょうりょくていぼく)です。はなのようにえる花をつつほう(花のねもとにつく小さいの葉)がうつくしいので観賞用かんしょうよう栽培さいばいされています。
花は茎の先にぼうしのような杯状花序はいじょうかじょとなって二つで一組になっています。これが赤、オレンジ、しろなどにいろづき目立めだちます。
茎は、まっすぐですがたかくなるとはんつるじょうになり、ったりほかものによりかかったりするそうです。葉は楕円形だえんけい生長せいちょうするととげわります。その棘で他の物にからまります。
中東ちゅうとうにはふるくから栽培さいばいされていたというせつもあり、イエス・キリストがかぶさられた「いばらかんむり」が、この植物しょくぶつだったとの伝説でんせつがあることから英語名えいごめい「Crown-of-thorns(茨の冠)」になったそうです。
日本にほんへは、大正時代たいしょうじだいのはじめごろにやってきたそうです。
和名わめい「花麒麟(ハナキリン)」は、この植物がサボテンの木麒麟(モクキリン)に姿すがたが似ていていることから名付なづけれれたそうです。

 湯河原ゆがわら喫茶店きっさてんの前で見つけました。

てんてん
てんてん

 モクキリンは木の葉サボテンといわれる原始的げんしてきなサボテンの仲間なかまだそうです。花が咲いてサボテンのようには見えません。