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ハリギリ 市民の森で見つけました。タラの木のように若い木の幹や枝に鋭いトゲがあります。

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学名:Kalopanax septemlobus 漢字名:針桐 別名:センノキ ミヤコダラ 分類/科名:ウコギ科ハリギリ属
高さ:20~30m よく見かける場所:市民の森 山 よく見かける時期:花6~8月
若い幹や枝にハリのような鋭い棘があります。20~30cmの手のひらのような葉をつけます。秋には黄色く色づきます。

北海道から沖縄まで日本全国に広く分布する落葉する広葉樹です。肥沃な土地が大好きで北海道の開拓時代に土地の肥沃度を判定する指標とされた樹木です。
和名「ハリギリ」は、葉がキリに似て若い枝に鋭いトゲ(ハリ)があることから名付けられたそうです。
成長が速く大きくなると樹皮も縦に深く裂けハリも目立たなくなります。
木材は良質で林業家の間ではセンとかセンノキと呼ばれ家具、合板、器具、建築、下駄などに使われています。
若葉は、同じウコギ科のタラノキと同じように山菜として珍重されているそうです。
てんてん
てんてん

木が大きくなると棘は先端が丸くなってイボ状に残るそうです。樹皮は灰褐色~黒褐色で縦に剥離し薬用となるそうです。

刺楸樹皮(シシュウジュヒ)
樹皮には鎮痛作用があり,リウマチによる筋肉痛,腰脚痛,できものなどに用いるそうです。
刺楸根皮(シシュウコンピ)
根皮も去痰、鎮痛作用があり痰、打撲傷、リウマチの痛みなどに用いるそうです。

しつもん いけん かんそう