クコ　東アジア原産の落葉低木です。葉から根まで活用できる植物です。赤いクコの実は中華料理などにも使われています。春に芽吹いて秋に花を咲かせます。

春はるに日当ひあたりの良よい土手どてなどで芽吹めぶきます。

夏なつから秋あきにかけて枝先えださきに薄紫色うすむらさきいろの小ちいさな花はなを咲さかせます。秋あきに赤あかい実みをつけます。枝えだには鋭するどいトゲがあります。

東ひがしアジア（中国ちゅうごく～日本にほん）原産げんさんの冬ふゆに葉はを落おとす落葉低木らくようていぼくです。荒あれ地ちなどに生はえています。北きたアメリカなどにも運ばれて分布ぶんぷを広ひろげているそうです。
若芽わかめ、葉茎はくき、果実かじつは食べることができます。果実は果実酒かじつしゅにして薬くすりとして使つかわれています。赤あかいクコの実みは中華料理ちゅうかりょうりなどにも使われています。

中国名ちゅうごくめい「枸杞くこ」は枸橘（カラタチ）のようなとげがあり杞柳（コリヤナギ）のように枝えだがしなやかに伸のびることから名付なづけられたそうです。日本名「枸杞（クコ）」は中国名（漢名かんめい）がそのまま名付けられました。
別名べつめいの「ゴジベリー」は英語名えいごめいをそのまま使つかって日本にほんの園芸店えんげいてんでも「ゴジベリー」の名前なまえで鉢植はちうえとして売うられていることもある。