ヤツデ 冬に青々とした葉を広げています。ヤブの中でも元気で花のあとに実ができはじめています。

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学名がくめいFatsia japonica 漢字名かんじめい:八つ手 別名べつめい:Japanese Aralia 英語名えいごめい: 分類ぶんるい/科名かめい:ウコギ科ヤツデ属
おおきさ:1~2m よくかける場所ばしょはやしにわ日陰ひかげ よくかけるつきはな 10~12月 実 1月~

はやしにわ日当ひあたたりのわるいところでも天狗てんぐのうちわのようなおおきなひろげています。あきはじめにしろはな塊をかたまりつけます。ふゆになると葉のあいだ細長ほそながまるい、つぶつぶの沢山たくさんつけます。

日本にほんにもともとえているひくです。いつもをつけている常緑樹じょうりょくじゅです。日本全国にほんぜんこくはやし日陰ひかげつけることができます。庭の日陰にも、よくえられています。
名前なまえのヤツデ(八つ手)は葉にゆびのようにふかみが、たくさんあることからづけられたそうです。実際じっさいの葉は8つに切れ込んで9枚にけているものがおおいのでかずとして「はち」はただしくありませんが、たくさんという意味いみから「八」が使つかわれたようです。
あきはじめにしろはなをたくさんの柄を放射状ほうしゃじょうひろげたさきにつけます。散形花序さんけいかじょというそうです。

ほかはなすくなくなる秋口あきぐちくので花のみつにハナアブやハチがやってきます。みのったは花のいたつぎのとしの5がつくろ成熟せいじゅくします。

ヤツデはヤブの中でも元気げんきです。
花のあとにができはじめています。

には、ヤツデサポニンという物質ぶっしつがあります。この物質は、たくさんくちれると下痢げり嘔吐おうとするそうです。むかしはヤツデの葉をこまかくきざみ、くみりトイレのなかにまいてハエの蛆虫うじむし殺虫剤さちゅうざいとして使つかったそうです。

しつもん いけん かんそう