シロタエギク　冬の花壇の引き立て役ですが６月に黄色い花をいっぱい咲かせます。株のためには花は咲かせない方が良いそうですが。

６月がつに菊きくのような黄色きいろい花はなをいっぱい咲さかせます。

冬の庭にわで鉢植はちうえの中なかで白しろく粉こなを吹ふいたような葉はを茂しげらせます。葉の形かたちはキクのような切きれ込こみがあります。
南みなみヨーロッパの地中海沿岸ちちゅうかいえんがんが原産げんさんのいつも葉はをつけて毎年まいとし花を咲かせる常緑多年草じょうりょくたねんそうです。今いまではイギリス南部なんぶを含ふくむヨーロッパや北きたアメリカ・オセアニアなどに広ひろがっているそうです。
英名えいめい「dusty miller」は「粉こなにまみれた粉こなひき屋や」という意味いみで葉と茎全体くきぜんたいが白しろい綿毛わたげでおおわれているところからきています。
和名わめい「白妙菊（シロタエギク）」も黄色きいろい花姿はなすがたがキクの花に似にていることと葉や茎が白い毛でおおわれていることからきているとされています。
寒さむさには強つよいですが夏なつの高温こうおんや湿気しっけにやや弱よわいので冬場ふゆばの花壇かだんでハボタンやパンジーなどと一緒いっしょに植うえて、それらを引ひき立たたせるために使つかわれることが多おおいです。