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アオイラガ 幼虫は、きれいな色をしていますが毒針で全身覆っています。刺されると痛いそうです、

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学名:Parasa consocia 漢字名: 別名:「でんき虫」 分類/科名:チョウ目 マダラガ上科 イラガ科
大きさ:成虫31〜37mm 幼虫〜25mm よく見かける場所:庭木 公園 雑木林 よく見かける時期:成虫6〜8月 幼虫6〜9月

幼虫には秋から夏にかけて木の葉の裏などで出会えます。
綺麗な色の毛虫ですが見るからに痛そうな棘で全身を覆っています。右側の黒い棘がある方が頭部です。

成虫は名前のように緑っぽい蛾になります。

東アジアが原産の蛾です。日本には北海道から九州まで分布しています。幼虫の寄主植物はヤナギ属、ナシ、クリ、カキノキなどです。
多数の毒棘が背面に並び、触れると激しい痛み感じますが痒みは、ほとんどないそうです。
成虫は6〜7月と8月中旬〜9月に羽化し葉の裏に卵を産みます。卵から生まれた幼虫は、蛹になる直前の状態で繭の中で冬を越すそうです。

よく似たヒロヘリアオイラガの幼虫は、電気が走ったような鋭い痛みで赤くなるなど毒性が強いそうです。

てんてん
てんてん

アオイラガとヒロヘリアオイラガの違いです。

アオイラガとヒロヘリアオイラガは、成虫と幼虫のどちらもよく似ていますが、次のような違いがあります。
成虫:前翅外縁の褐色帯がヒロヘリアオイラガの方が広い。
幼虫:ヒロヘリアオイラガの後胸背面にある1対の突起に朱色の棘がある。