ウツボカズラ 落とし穴式の捕虫器を持っています。その袋に虫を誘い落とし込んで消化吸収する食虫植物です。本場インドネシアからやってきました。

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学名がくめい:Nepenthes 漢字名かんじめい:靫葛 別名べつめい:ヒョウタンウツボカズラ ネペンテス 英語名えいごめい:Nepenthes 分類/科名ぶんるい かめい:ウツボカズラウツボカズラぞく
草丈くさたけ:つる植物しょくぶつ 10cm~200cm よくかける場所ばしょ鉢植はちうえ 植物園しょくぶつえん  花期かき:6~7がつ

つるからをのばしさきが長くびて変形へんけいしたつぼのようなふくろをつけます。その袋にむしさそとしんで消化吸収しょうかきゅうしゅうする食虫植物しょくちゅうしょくぶつです。

つる先からくきをのばしてちいさな花をのようにつけます。


東南とうなんアジアのマレー半島はんとう、シンガポール、ボルネオとう、スマトラ島などにひろえ、いつもをつけている常緑じょうりょくのつる植物しょくぶつです。
マレー半島やボルネオ島でははやしなどでよくられるそうです。
日本にほんにはマレー半島・ボルネオに生えているしゅ最初さいしょにやってきたそうです。「ウツボカズラ」の名前うつぼは、もともとこの種につけられた日本名にほんめいだそうです。
名前「ウツボカズラ」の「ウツボ」は、つぼのようなふくろ武士ぶしが(れ、こしにつけてあるものうつぼ見立みたてたものです。「カズラ」はつる植物しょくぶつをあらわしています。
奇妙きみょうかたち独特どくとく色彩しきさい個性的こせいてき植物しょくぶつなつになるとホームセンターや園芸店えんげいてんでも販売はんばいされている植物しょくぶつです。
よく栽培さいばいされているのはネペンテス・アラタ(Nepenthes alata)という種類しゅるい捕虫袋ほちゅうぶくろ下部かぶがややふくらみヒョウタンウツボカズラともばれているそうです。

本場ほんばインドネシアからやってきたウツボカズラと出会であいました。

ホームセンターなどでれたものは、貧弱ひんじゃくさむさにもよわいためそだてるのが、むずかしいそうです。
気温きおんが10~15以上ないとかぶよわってしまうので、ふゆ室内しつないあたたかい場所ばしょにいれて葉っぱにみずあたえて湿度しつどたもつように管理かんりするとよいそうです。

捕虫袋には蓋がありますが閉じません。蓋の部分に蜜腺があり虫は、そこから分泌する物質に誘われてやってきます。捕虫袋の縁は滑りやすく虫が落ちやすくなっています。消化液に落ちた虫を、細菌の力も借りてゆっくり溶かし、吸収します。消化するのにかかる時間は、虫の大きさにもよりますが1週間くらいだそうです。