グロリオサ　球根は山芋に似ていますが毒です。

赤と黄色のグラデーションが美しい細い花が目をひきます。花びらは細長く反るように広がっています。葉先が巻きひげになっています。

熱帯アジア及びアフリカ原産のグロリオサ属の植物の総称です。球茎を持つ半蔓性の落葉多年生植物です。
学名のGloriosaはラテン語のGloriosus（見事な）が語源と言われています。和名の「キツネユリ」（狐百合）は花がキツネの顔のように見えたことが由来となっているそうです。
葉先の巻きひげで他の植物にからみつけて高さ3メートルにも達することもあるそうです。
日本には明治の末期に渡来したそうです。はじめは花の形が独特なためか、ほとんど人気はありませんでしたが近年ではクリスマスや正月を中心に切り花として人気があります。切り花用に品種改良がおこなわれ高知県での生産が有名です。