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ブロッコリー 和名では「メハナヤサイ(芽花椰菜)」「ミドリハナヤサイ(緑花椰菜)」と呼ばれています。「ハナヤサイ(花椰菜)」はカリフラワーのことです。

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学名:Brassica oleracea var. italica 和名:メハナヤサイ(芽花椰菜) ミドリハナヤサイ(緑花椰菜) 英語名:broccoli 分類/科名:アブラナ科アブラナ属
草丈:50~80cm よく見かける場所:畑  旬:12~3月
花言葉:小さな幸せ

初冬の畑に大きな葉を広げます。葉の色の違うものもあります。

地中海沿岸が原産の一年草です。原種はキャベツの原生種のヤセイカンランでカリフラワーの原型とされています。ブロッコリーの系統はイタリアで改良されて発達してきたそうです。
日本へは、明治時代初期に観賞用に渡来しましたが長い間普及しませんでした。第二次世界大戦後になって本格的に栽培が始まり消費が拡大しました。昭和50年代になり健康的な食生活に関心が集まるようになって栄養価が高いブロッコリーが注目されて食用として広まりました。
名前の「ブロッコリー」は英語の「broccoli」からきているそうです。
和名では「メハナヤサイ(芽花椰菜)」「ミドリハナヤサイ(緑花椰菜)」と呼ばれています。「ハナヤサイ(花椰菜)」はカリフラワーのことです。カリフラワーに比べて茎が高く伸びるためキダチハナヤサイ(木立花椰菜)とも呼ばれています。
3月から4月ごろ、黄色い花を咲かせます。 食用にするのは緑色の花蕾です。収穫せずに育てるとたくさんの黄色い花を咲かせます。

栄養価の高い緑黄色野菜で蕾が盛り上がって固く締まり茎(軸)は太い円形で空洞がない瑞々しいものが良品とされています。

てんてん
てんてん

連作障害があるため2~4年は同じアブラナ科の野菜を作ることが不可とされているそうです。広い畑がないと毎年出荷できませんね。

葉菜類に分類されますが食べるのは葉ではなく花蕾(からい)なので、栽培は果菜類に準じるそうです。
ブロッコリーは厳寒期になると花蕾にアントシアニンの紫色が出ます。加熱すると緑色になり問題はないのですが見た目で市場価格は下がるため主要産地ではアントシアニンの無い紫色にならない品種を栽培しているそうです。
海外で栽培されている品種の半分以上は日本の種苗会社が開発した物でだそうです。
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