ヘクソカズラ なまえはおならにうんちです。

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学名がくめい:Paederia scandens  漢字名かんじめい:屁糞葛 別名べつめい:ヤイトバナ 英語名えいごめいSkankスカンク vine 分類ぶんるい/科名かめい:アカネ科ヤイトバナ属
おおきさ:ながいつるがのびています よくかける場所ばしょやぶやフェンス  よくかけるつき:7~9月
花言葉はなことば人嫌ひとぎら
初夏しょかからあきにかけてやぶやフェンスにからまりながらちいさいしろはなかせます。ふゆになるとくきがかれてオレンジいろがめだちます。

日本にほんに、もともとえている、つるせい毎年まいとし、花を咲かせる多年草たねんそうです。日本のほぼ全土ぜんどひがしアジアに分布ぶんぷしています。
日当ひあたたりのよい山野さんややぶ草地くさち道端みちばた公園こうえんなど街中まちなかから山地さんちまでどこでもられます。くさ樹木じゅもく、フェンスなどにからみついています。
くきなどからいやなにおいをします。もつぶすと、いやな臭いを出します。はなしろくかわいらしいのでサオトメバナ(早乙女花)やサオトメカズラ(早乙女蔓)ともよばれているそうです。

名前なまえの「ヘクソカズラ」はくきなど全体ぜんたいがいやなにおいをだす、「つる(カズラ)」というところからきています。もともとは「屁臭(へくさ)」だったものが「へくそ」にかわってきたともいわれています。万葉まんよう時代じだい(約1300年前)にも「くそかずら」の名でまれているそうです。
「そうけふに ひおほとれる屎葛くそかずら ゆることなく 宮仕、いやづかえせむ」 高宮王たかみやおう万葉集まんようしゅう
「そう莢」はシャケツバラという木だそうです。
「そう莢」を「かわらふじ(河原藤)」と紹介しょうかいされていることもあります。

灸花(ヤイトバナ)のほうは、はな中心部ちゅうしんぶかたちがおきゅうあとているところからきているそうです。かたちというより中心ちゅうしんいろが似ています。

きゅう紹介しょうかいしているデジタルブックです。

デジタルブックもモバイル通信量つうしんりょう使つかいます。「キュー子ちゃんのおしえてお灸」で最大50MBかかるようです。(50MBはおよそ0.05GBです。)
てんてん
てんてん
くさいにおいでむしをよせつけないようにしているそうです。
くさいにおいのもとはメチルメルカプタンというものだそうです。ヘクソカズラがもともともっている物質ぶっしつから自分じぶんでつくるそうす。
ところが一種いっしゅであるホシホウジャク(スズメガ科)の幼虫ようちゅうがヘクソカズラが大好だいすきで食草しょくそうとしています。

また最近さいきん外国がいこくからやってきたヘクソカズラに寄生きせいするヘクソカズラグンバイがふえているそうです。寄生されるとがまだらにしろくなります。
ヘクソカズラヒゲナガアブラムシというむしはヘクソカズラの悪臭成分あくしゅうせいぶんからだんで外敵がいてきからまもっているそうです。

しつもん いけん かんそう