学名:Heliotropium foertherianum 漢字名:紋羽の木 別名:ハマムラサキノキ 英語名: 分類/科名:ムラサキ科キダチルリソウ属
高さ: ~ cm よく見かける場所: よく見かける時期: ~ 月
高さ: ~ cm よく見かける場所: よく見かける時期: ~ 月
沖縄本島の海岸部で見かけます。葉は肉厚で大きく枝先に集まります。表裏ともに細かい毛が密生してビロードのような手触りがします。花は小さく白で茎先に固まってつけます。
果実は数珠または団子状に固まり熟すと緑色から黄橙色から黒っぽくなります。
熱帯から亜熱帯の海岸部の砂礫地や砂浜に生える常緑低木から小高木です。
日本では、南西諸島の奄美群島以南および小笠原諸島に普通に自生しています。種子島にもかつて自生したそうですが野生の株は絶滅したそうです。
和名の「モンパノキ」のモンパ(紋羽)はビロードのことで葉っぱの表面が白い毛がびっしり生えてビロードのようなところから名付けられました。その他にハマスーキ、ソーギキ、スビキ、シサザキなど島によって多様な地方名を持っています。
材が柔らかく軽く加工しやすく乾燥しても変形しにくいそうです。その特性を利用して水中メガネや浮子(うき)の材料として使われていました。そのため別名ガンチョーギー(眼鏡木)とも呼ばれているそうです。
潮害や塩害に強いことから、防風・防砂林として利用されています。
モンパノキとクサトベラの違い
てんてん
モンパノキを使った水中メガネはミーカガンと呼ばれています。
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