PR

グンバイヒルガオ 種が海を渡って日本本土で花を咲かせることがあるそうです。ただし、沖縄県から持ち出し禁止植物です。

この記事は約3分で読めます。

学名:Ipomoea pes-caprae 漢字名:軍配昼顔 別名:アミフィーバナ ハマカンダー(沖縄方言)英語名:Seaside Morning Glory 分類/科名:ヒルガオ科サツマイモ属
草丈:匍匐性 よく見かける場所:熱帯の海岸  よく見かける時期:一年中

沖縄など南西諸島など暖かい地方の海岸の砂地に楕円形の分厚い葉を広げてアサガオによく似た薄紫色の漏斗状の花をつけます。

世界中の熱帯から亜熱帯の、主に海岸に広く分布する匍匐性の多年草です。
日本では鹿児島県から沖縄県の海岸と九州南部の海岸に生育し、それ以北の日本には分布していないそうです。
和名の「グンバイヒルガオ」は葉の先端に浅く切込みが入り軍配に似ているところから名付けられたそうです。学名の「pes-caprae」は「ヤギの足」という意味で同様に葉の形を見立てたものだそうです。
果実は、さや状で中に種があり乾くと裂開するそうです。種子は海水に浮き海流に乗って分布を広げています。

てんてん
てんてん

この種はハマヒルガオとは異なりサツマイモ属に含まれるため沖縄県外持ち出し禁止だそうです。

サツマイモ属の植物は沖縄など南西諸島から日本本土への植物の県外持ち出しが病害虫のまん延防止のため法律によリ規制されています。
ご感想など