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ホウセンカ 英語名「Touch‐me‐not」 小学校の理科でよく使われる花です。

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学名:Impatiens balsamina 漢字名:鳳仙花 別名:ツマクレナイ ツマベニ 英語名:Balsam, Rose balsam Garden balsam Touch‐me‐not 分類/科名:ツリフネソウ科ツリフネソウ属
草丈:20~60cm よく見かける場所:庭 花壇  よく見かける時期:6~9月
花言葉:私に触れないで 短気
真夏に横向きのピンクや白い花を咲かせます。茎にギザギザのある葉を交互につけています。茎は柔らかく太いです。仲間のインパチェンス(アフリカホウセンカ)は、花を上に向けて咲かせます。
東南アジア原産の一年草です。中国では宋の時代(960年 ~1279年)から知られている花だそうです。日本に渡来時期はWEBで平安時代(794年~1185年・1192年頃)と室町時代(1336年~1573年)の記述がありました。
「鳳仙花」は中国語「鳳仙華」の音読みで、鳳凰と仙人の2語が合わさった言葉からきているそうです。花の形が、想像上の鳥である鳳凰の羽ばたく姿に似ているところと中国の昔話にでてくる仙人に由来しているそうです。

花色は赤や白、ピンク、紫のものがあり、赤や紫と白の絞り咲きもあります。現在の園芸種の多くは椿咲きと呼ばれる八重咲きです。
赤い花弁で爪を染めたことからツマクレナイ、ツマベニと呼ばれています。インパチェンスと同じように種を飛ばすところから花言葉の「私に触れないで」や英語名「Touch‐me‐not」になっています。

この写真のシロバナホウセンカは、園芸種としては少なくなっているようです。主に学習用に育てられていることが多く太い茎に赤い液を吸わせて植物の導管の観察や花の色が変化することを観察するのに使います。

厚木市立清水小学校のホームページより

てんてん
てんてん

水が足りないとクタッとしますが、水をあげるとみるみる元気になります。

ホウセンカは、丈夫で育てやすく以前は夏に欠かせない花として小学校の理科の学習でよく使われてきました。
NHK for Schoolには、ホウセンカを使った学習動画がたくさんあります。

今回は、ホウセンカの一生をご紹介します。1分45秒です。
wifiなどモバイル通信量がかからない環境でご覧ください。

ホウセンカの英語名と同じ『タッチ・ミー・ノット』という映画をWEBで見つけました。
心と体を解放する、新体験の“カウンセリング・ムービーと紹介されていました。欧州で実在する障がい者やトランスジェンダーなど、“マイノリティ”と呼ばれる人たちの生活を描いた作品だそうです。