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ヤマトシジミ 街中でもっともよく見られる蝶です。カタバミが幼虫の食草です。同じ名前の貝もあります。

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学名:Zizeeria maha 漢字名:大和蜆蝶 分類/科名:チョウ目シジミチョウ科ヒメシジミ亜科
大きさ:9~16mm よく見かける場所:道ばた カタバミのそば  よく見かける時期:3~11月

春から秋にかけて普通に見られる少し光沢のある水色で羽の裏側は灰色地に黒い斑紋がてんてんと散りばめられているチョウです。

南アジアから東南アジアから東アジア一帯に広く分布しています。日本では本州以南に分布しています。最も普通に見られるチョウで都市部でも発見頻度の高いチョウのです。近年分布域の北進が報告されており、2012年における分布北限は青森県深浦町だそうです。
関東では年に5~6回、春から秋まで発生します。
卵期が5~6日で孵化後、約2週間の幼虫期間の間に3回の脱皮を経て4齢(終齢)幼虫となった後、蛹になり6日程度の蛹期間を経たのち羽化します。成虫は2週間程度生きます。沖縄島以南では周年発生する。
幼虫の食草はカタバミで近くで多く見かけられます。


日当たりのよい場所にカタバミさえあればほとんどどこでも発生します。ただし、成虫は移動力が弱いためにカタバミの少ない山地などではあまり見られようです。

てんてん
てんてん

「ヤマトシジミ」という同名の貝もあります。

ヤマトシジミ Corbicula japonica
ニマイガイ網マルスダレガイ目シジミ科
殻長約3cmの三角形をした二枚貝です。黒色を帯びて光沢があり淡水産のマシジミによく似ていますが汽水域の浅い砂泥底や砂中に生息します。食用とされるシジミのほとんどがヤマトシジミで、全国で年間3万トン前後が漁獲されているそうです。
島根県宍道湖のヤマトシジミの動画です。(NHK for School約2分)
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